日本初の細胞培養による新型インフルエンザワクチンUMN-0501の臨床試験を、2008年6月より実施してまいりました。その結果、UMN- 0501投与群で、ヒトより分離された天然の新型インフルエンザ株に対する免疫原性が確認されました。また、UMN-0501接種による重篤な有害事象及び治験責任医師により高度と判断された有害事象は観察されませんでした。本試験結果は、2月に行われるWHO(世界保健機関)の新型インフルエンザワクチン臨床試験の評価会議で発表される予定です。