| |

UMN-02は、急性及び慢性膵炎の治療薬候補で、既に承認されている5HT-2A拮抗薬を膵炎治療という新効能に応用するものです。国内の大学で実施されたERCP後急性膵炎の発症抑制効果を検討した自主臨床試験の結果、統計学的有意差をもって膵炎治療薬としてのPOC(Proof
of Concept)を取得したと考えており、現在、治験開始に向けて準備を行っています。膵炎は、国内では典型的なUMN領域であり、また海外市場では治療薬が無くありません。加えて本剤は、既に安全性が確認され販売されている医薬品です。今後は、他の製剤の開発及び他の慢性疾患への適応拡大も追及して行く予定です。現在、国内外の大手製薬企業と活発にアライアンス交渉中です。
|
  |
| |

UMN-05は、リコンビナントタンパク製造技術を用いたワクチンで、鳥インフルエンザウイルスの変異株とされる高病原性の新型インフルエンザウイルス(UMN-0501)と、毎年流行するインフルエンザウイルス(UMN-0502)の感染を予防するためのワクチンです。当社は2006年8月に、米国Protein Sciences Corporation (PSC)から、日本における独占的開発権と技術移転に関する権利を取得、2008年6月より国内における治験を開始いたしました。
国内既存のワクチン製造法は孵化鶏卵を使用するものですが、PSCの製造技術は培養細胞由来の組換えタンパク発現系によるもので、前者と比較して、短期間で大量に生産することが可能であり、かつ純度も高く、また、安全性と有効性の両面で優位性を兼ね備えております。日本においては、新型インフルエンザワクチンは未だUMN領域にあり、かつ、安全保障上のニーズも高まっており、それに応えるべく鋭意、開発を進めております(米国では導入元のPSCにより既に数多くの臨床試験が行われており、2008/09年シーズンの発売を目指しております)。
|
  |
| |

UMN-01は、東京大学にて発見された抗癌作用を有する新規低分子化合物です。小胞体ストレスの状態にある細胞で発現が亢進するGRP78というタンパク質を転写レベルで抑制することにより、癌細胞を抑制するもので、薬理作用としては世界初です。特に固形癌で特徴的であるグルコース飢餓状態によるストレス反応に特異的に作用することで、癌細胞に細胞死を誘導するという新しい機序を想定する抗癌剤候補で、肺癌、胃癌、膵癌、肝癌等を想定して開発を進めております。現在、in
vitro及びin vivoの非臨床試験を実施しており、早期アライアンスを獲得すべく、複数の企業と交渉を進めています。
|
  |
| |

UMN-03は、徳島大にて発見された新規作用を有する筋原性・神経原性疾患治療薬候補のタンパク製剤です。生体内で筋肉の分化を調節している、マイオスタチンというタンパクをターゲットとした生物学的製剤で、デュシェンヌ型筋ジストロフィー等の先天性難治性筋疾患に対して効果を示す可能性があります。また、筋肉を増強すると同時に脂肪の量を減少させることから、肥満症に効果を示す可能性や、インスリン抵抗性を改善することによるU型糖尿病の治療に使える可能性もあります。現在、早期アライアンスを獲得すべく、国内外の複数企業と交渉を進めています。
|
  |
| |

緑膿菌に対するワクチン
緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)は抗生物質に対する耐性を獲得しやすく、高齢者の日和見感染や、のう胞性線維症の肺感染リスク低減などの観点から、ワクチンの開発が切望されております。本導入候補品は、最新のToll-Like
Receptorに関する研究成果に基づくもので、約30年にわたり、複数の企業や研究者によって克服することのできなかった問題をブレークスルーする可能性が期待されています。現在、ワクチンの製造方法や動物での効果確認などを中心に評価を進めております。
リードスルー化合物
リードスルー活性を有する低分子化合物に関するプロジェクトで、ナンセンス変異に起因する各種遺伝病に対して広く効果が期待されます。例えば、Hurler症候群の70%、
デュシェンヌ型筋ジストロフィーの10〜15%の患者さんで治療効果が期待できます。既にレポーター遺伝子を導入した動物でのタンパク発現効果は確認されており、効果面や事業性の評価を進めております。
|
  |